Basilisk HA(バジリスクHA) 自己治癒コンクリート

Sustainability

カーボンニュートラル実現に向けて開発、
国土交通省NETISに認定。
社会課題に応える環境配慮型マテリアル。

サプライチェーン全体に増々求められているカーボンニュートラル。コンクリート構造物の長寿命化を図り、CO2排出削減を可能にする環境配慮型マテリアルの選定と生コンクリートのご提案をいたします。

Basilisk HA(バジリスク HA)について

About the Basilisk HA

Basilisk HAはバクテリア、有機塩等が入った顆粒状カブセル混和材料で、コンクリート製造時に処方することで、経年により発生したコンクリートのひび割れがバクテリアの代謝活動により自己修復されます。国土交通省の新技術情報提供システムNETISの最高ランクである「VE」に認定され、国や地方自治体が行う公共事業全般にも積極的な利用が進んでいます。

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出典:AIZAWA

バクテリアが乳酸カルシウムと酸素を取り込み、分解する際に生成される炭酸カルシウムがひび割れを埋め、自動的に修復します。
Basilisk HA(バジリスクHA)は、會澤(あいざわ)高圧コンクリート株式会社とオランダ王国のデルフト工科大学の共同開発によって世界で初めて実用化、量産化に成功したテクノロジーです。

主な特ちょう

feature
  • 自ら修復するコンクリート
    自らコンクリートのひび割れ(最大幅1.0mm)を修復する自己治癒性能を発揮/凍結融解抵抗性の向上が図られます。
  • コンクリートの超長寿命化
    コンクリートを半永久的な構造物へと替え、RC造の目標耐用年数を普通品質の65年から高品質の100年に延ばすことが可能
  • ライフサイクルコストの
    削減
    ひとの手を介さず自己治癒メカニズムが繰り返されるため、メンテナンスがほぼ不要となり、修復コストの削減や人材不足の解消を図ります。
  • 大幅なCO2排出量を削減
    圧倒的な長寿命化により、セメント製造時や補修、解体時のCO2排出量を大幅削減することにつながり、脱炭素化社会に大きく貢献
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出典:AIZAWA

製品規格

specification
HA ラージバッグ
20kg/袋
標準使用量
5kg/㎡ 配(調)合
貯蔵寿命
製造日から1年
適用範囲
コンクリート構造物全般
練り混ぜ
コンクリートプラント内のミキサへ他の原材料と同時に投入(放出)、
通常の練り混ぜ時間と同等
NETIS登録
NETIS番号/HK-220003-VE 取得
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Basilisk HAコンクリートは普通コンクリートと比較して強度や耐久性が低下しないことが各種試験により確認されています。また使用するバクテリアが人体に悪影響を及ぼさないこともスクリーニング試験によって確認されています。

用途

purpose

生コン・プレキャストで使用可能

使用用途として、特に水関係の構造物や地下建築物及びトンネルなど維持管理が難しい構造物のひび割れ修復に本領を発揮。ひび割れ発生初期の段階で自己修復していくことで内部の鉄筋保護に大きな効果が期待できます。

  • 使用用途
    ●トンネル ●地下壁/地下構造物 
    ●水道局「大型池状構造物」
    ●LNG基地ガス配管基礎 ●橋/海洋構造物
    ●コンクリート二次製品(防火水槽、水路等)
    等、コンクリート構造物全般
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